PM2.5濃度から見るインドの大気汚染 (2)


前回に引き続き、大気汚染問題から今回はそもそもPM2.5って何? ということを整理したいと思います。

1.PM2.5とは?

PM2.5は、大気中に浮遊している直径2.5μm以下の微小粒子状物質です。
ちなみに、1μm(マイクロメートル)は1mmの1000分の1です。
ちなみにちなみに、1nm(ナノメートル)は1μmの1000分の1です。
 
直径2.5μmというのがどれぐらいの大きさかというと、このUS-EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の模式図がイメージとしてわかりやすいです。

india-airpollution

 
 
 
なんと髪の毛の太さの約1/30という大きさ!!
 
非常に小さいです。
 
 
なおPMというのは Particulate Matter(粒子状物質)の頭文字をとったものです。
 
PM2.5の発生源としては、主に以下の2種類が考えられています

  1. 焼却炉、自動車、ボイラー、火山の噴煙などモノの燃焼によって発生するもの
  2. 発電所、工場、自動車などから排出される硫黄酸化物や窒素酸化物、森林などから排出される揮発性有機化合物が大気中で化学反応して発生するもの

 
そう、実は人間の活動が原因のものだけではなく、自然からもPM2.5は発生してると考えられています。

2.PM2.5の影響

なぜ、PM2.5が問題視されているのか。
 
それは、健康被害が懸念されているから。
 
政府広報オンラインでは、以下のように記載されています。

PM2.5は、粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられます。

特に呼吸器系や循環器系の病気をもつ人、お年寄りや子どもなどは影響を受けやすいと考えられるので、注意が必要です。

 
私たち人間にとって、注意が必要なPM2.5の濃度というのは、この政府広報からもわかるように個人差があるので一概に言えません。ただ、環境省は都道府県などの自治体が住民に対して注意喚起をするための暫定的な指針となる値を 1日平均値70μg/m3 と定めています。
 
とはいえ、PM2.5の濃度ってどうすれば知ることができるのか・・・
 
 

3.そらまめ君

PM2.5の濃度は、日本国内なら環境省が速報値をサイトで公開しています。
 
しかも見やすい!!!
 
そのサイトというのが、環境省の大気汚染物質広域監視システム そらまめ君 です。
「空をマメに監視します」という説明されなければ理解できないネーミングセンスは置いておいて、このサイトは面白い!
( そらまめ君 へのリンクはこちら → PC版 , スマホ版
 
なんとそらまめ君、PM2.5だけでなく、気温風速NOxSOxSPMなどいろいろな大気汚染に関連する指標の速報値を表示できるようになっています。
 
表示できる期間が1週間分なのが残念なところです。
速報値の掲載が目的なのでしょうがないか・・・。
 
 
 
 
そしてインドは載っていません(日本の測定局が無いです)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残念!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
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