計画運休:発表は前日


鉄道という言葉から何をイメージしますか?
 

  • 通勤通学に欠かせない
  • 便利
  • 速い
  • 日本の定刻運行はすごい
  • 低環境負荷
  • 子供が好きな乗り物
  • 鉄道マニア
  • 駅ビル

いろいろあると思います。
 
私は、機械、電気、土木、ITなどの科学技術の集積体という感じがしてます。
 
そんな鉄道を扱うJR東日本が11月6日、計画運休について以下の発表をしました。

  • 計画運休の公表は前日
  • 報道機関へのプレスリリースやホームページだけでなく、SNSを活用した情報提供も

 
 
 
・・・発表するほどのことだろうか?
 
 
 
 
 
計画運休の公表はできるだけ早くしたほうが良いに決まっている。突然、鉄道が運休したら利用者も困るだろう。
 
ただ、運休を決めるためには、その原因(大雨、台風など)の事前予測の精度などもあり、一概にタイミングを決めるのは難しいのではないだろうか。前日と言わず、2,3日前から予想できることもあれば、予期しない事態で直前にしか決められないこともあるだろう。
 
何も前日に拘る必要はない。
 
そして、その周知の方法では、「SNSを活用した情報提供も」ということだ。
 
 
 
!!!
 
 
 
 
今の時代、これは当たり前だ!
 
 
 
当たり前すぎる!!
 
 
 
 
こんな発表に何の意味もない!!!
 
 
 
そもそも、鉄道の計画運休の課題については2018年9月30日の台風24号の接近に伴い、初めて首都圏全在来線の計画運休を行ったことに端を発する。この時の影響は約45万4千人に及び、翌朝も点検活動や倒木の処理のためダイヤが乱れ、通勤者や通学者が駅に列をなすなど一部で混乱が生じた。
 
ここから日本における鉄道の計画運休についての議論が本格化したように思う。
 
ちなみに、この台風24号接近時のJR東日本の対応は下記のとおりである。
 

9/30 午前9時 気象庁が運休基準値の30m/sを超える予想風速の予測を発表
午前 対策会議を開き、首都圏在来線の全線運休を決定
正午 計画運休の実施を公表
午後8時 計画運休を実施
10/1 早朝 始発から運転再開。倒木の処理などで運転見合わせ相次ぐ

 
こんな感じだが、初めての首都圏全在来線の計画運休としては、反省点もあるだろうが悪くないように思う。
 
問題はそこではない。
 
同社いわく1か月以上もかけて“情報提供のタイミングや方法を検討してきた”結果
今回発表の「公表は前日」、「SNSを活用した情報提供も」という点だ。
 
この中身の何もない発表するのになぜ1か月以上もかかるのか?
こんな検討に1か月以上もかけられるJR東日本の経営基盤は素晴らしいと思う(irony)
その分、運賃を安くしてくれ!
 
 
実は計画運休についての体制は、関西のほうが優れていると思う。
関西では計画運休がスムーズに行われ、翌日も特段の問題は生じなかった。
 
例えば、JR西日本は、すでに9月28日から運休の可能性を示唆
29日には翌日の台風接近に伴う全面運休の可能性を発信し、夕方に計画運休を決定。
30日の朝から減便し、正午に全面運休へと突入した。
 
このような可能性も含めた情報提供は利用者にとってありがたい。
福知山線脱線の印象が強いJR西日本ではあるが、日本全体のためにこういう良い点はもっとアピールして欲しい。
 
 
最後に、10月10日に国土交通省がJR旅客6社と大手私鉄16社を集めて行った検討会議では、「計画運休は必要」という認識で一致したそうだ。わたしも「計画運休」は安全確保のために必要だと思っている。
 
利用者目線での計画運休の制度向上を期待したい。
 
 
 
 
☆記事の感想を教えていただけると嬉しいです☆
—いつも最後まで読んでいただきありがとうございます—